ドイツの高級車メーカー、アウディが世界市場に投入したばかりの新型『Q7』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。アウディの属するフォルクスワーゲングループの米国法人から、新型アウディQ7に関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、3列目シートの不具合が原因。NHTSAによると、新型Q7のサードシートの背もたれが衝突事故の際、前方に移動し、乗員が負傷するおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2017年モデルの一部。米国で販売された1万9205台が、リコールに該当する。
アウディは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、シート背もたれの固定を補強する部材を追加するリコール作業を実施する。