メルセデス初のピックアップトラック、北米投入はなし

自動車 ビジネス 海外マーケット
メルセデスベンツ スプリンター
メルセデスベンツ スプリンター 全 1 枚 拡大写真

メルセデスベンツが現在、開発を進めているブランド初のピックアップトラック。同車が、北米市場に投入されないことが分かった。

これは9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16において、メルセデスベンツを擁するダイムラーが明らかにしたもの。「メルセデスベンツ初のピックアップトラックは、欧州、オーストラリア、南アフリカ、中南米のニーズに対応できるモデルになる」と、北米投入の予定がないことを発表している。

メルセデスベンツが参入するのは、ボディサイズが中型のピックアップトラック。ピックアップトラックの本場、米国では、大型のピックアップトラックが主流。そのため、中型ピックアップトラックに対する需要のある市場へ、新型車を投入する。

なお、この新型ピックアップトラックは、ダイムラーとルノー日産の協力関係を生かして開発。日産の新型『NP300』と、アーキテクチャーの一部を共有する。設計とデザインは、ダイムラーが独自に行う。

生産は、日産NP300やルノー『アラスカン』とともに、アルゼンチン・コルドバのルノー工場と、スペイン・バルセロナの日産工場が担当する計画。メルセデスベンツは、「10月に新型ピックアップトラックのデザイン、戦略、投入市場などの詳細を発表する」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. アウディが新型コンパクトカーを開発中!? エントリーレベルの『A1』と『Q2』後継モデルはBEVに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る