日本郵船、LNGで航行できる自動車運搬船を受領

船舶 企業動向
自動車運搬専用船「AUTO ECO」
自動車運搬専用船「AUTO ECO」 全 3 枚 拡大写真
日本郵船は、合弁会社が川崎重工業に発注していた自動車運搬専用船2隻のうち1番船である「AUTO ECO」が、中国の南通中遠川崎船舶工程(NACKS)で竣工し、受領したと発表した。

この船は、液化天然ガス(LNG)と重油を燃料とする二元燃料エンジンを搭載し、LNG燃料で航行可能な世界初の自動車運搬専用船となる。自動車積載台数は3985台。

船の就航を予定しているヨーロッパ海域は厳しい硫黄分排出規制が導入されている。LNG燃料は硫黄酸化物(SOx)、粒子状物質(PM)を排出せず、重油に比べ窒素酸化物(NOX)と二酸化炭素の排出量が少ないため、排出規制値を大幅に下回ることができる。

また、船には最高水準の耐氷仕様(1A Super)を採用しており、氷海域である冬季のバルト海でも年間を通じて安定的な航海が可能としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る