LINEのトーク画面が搭乗券に…AIR DOがサービス開始へ

航空 テクノロジー
AIRDO ONLINE Service
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AIR DO(エア・ドゥ)はLINEが提供する法人向けサービス「LINEビジネスコネクト」を利用し、「LINE」とAIR DOの搭乗システムを連携させた新搭乗サービス「AIRDO ONLINE Service」を、18日から開始する。

ユーザーは、空港では直接保安検査場へ進み、LINEのトーク画面に配信されるQRコードを表示すると搭乗できるようになる。

「LINEビジネスコネクト」は企業とユーザーとのOne to Oneや双方向のコミュニケーションを可能にするプラットフォームだ。これらの機能を活用してAIR DOは新しい旅のコミュニケーションスタイルの構築を意図する。AIR DOとLINEによると、LINE上で搭乗手続きサポートする「AIRDO ONLINE Service」は、航空会社の同種のサービスとしては初めてだという。

このサービスでは、ユーザーがLINEのAIR DO公式アカウントを友だち登録すると、トーク画面上で搭乗便の詳細や、搭乗便のQRコードの受け取り、予約紹介など、“コンシェルジュ”機能を利用できる。ユーザーは情報の一元管理をしやすくなる。

6日に東京都内で開催された記者会見で、AIR DOの草野晋代表取締役副社長は「AIR DOを選択してもらうまで、消費者は膨大な量の情報に触れる。ダイレクトなコミュニケーション方法を探していた。新サービスは『オンリーワン』のエアラインをめざすというわれわれの企業目標達成に貢献する。またこれを機に、首都圏でのAIR DOの認知度を高めたい」と語った。

また草野副社長は、「AIR DOの規模だと独自にアプリを開発して拡散するのは難しいことから、LINEと組んだ。新サービスのユーザー数は150万人をめざす」と、LINEとの協業の理由を説明する。

同じく記者会見に登壇したLINEの田端信太郎上級執行役員は「搭乗券情報のQRコード発信まで踏み込んでくれて嬉しい。一年に何度も使わないアプリではコミュニケーションが成立しない。LINEならコミュニケーションが継続する」とコメントしている。

《高木啓》

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