韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の主力中型セダン、『ソナタ』。同車の最新モデルが米国において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。同社は、「ヒュンダイの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカから、ソナタのリコールの届け出を受けた」と発表している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合によるもの。NHTSAによると、ソナタの運転席エアバッグの展開力が適切でなく、ドライバーが首を負傷するおそれがあるという。
対象となるのは、2016年モデルのソナタ。米国で販売された602台が、リコールに該当する。
ヒュンダイモーターアメリカは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、運転席エアバッグモジュールを交換するリコール作業を行う。