ここ5年の鉄道10大ニュース、元祖鉄ドルと呑み鉄編集長が明かす

鉄道 エンタメ・イベント
雑誌「旅と鉄道」復刊5周年イベント(10月9日、東京・秋葉原「書泉ブックタワー」)
雑誌「旅と鉄道」復刊5周年イベント(10月9日、東京・秋葉原「書泉ブックタワー」) 全 3 枚 拡大写真

東京・秋葉原「書泉ブックタワー」で10月9日、雑誌『旅と鉄道』復刊5周年イベントが行われ、同誌・芦原伸編集長と“元祖鉄道アイドル”の木村裕子氏が登壇。ここ5年間の鉄道関連ニュースを振り返り、「鉄道10大ニュース」を語り合った。

雑誌『旅と鉄道』は、鉄道ジャーナル社が1971年に創刊。2009年に休刊し、のちの2011年に朝日新聞出版から復刊(編集・制作:天夢人)。復刊後は、東北の鉄道、夜行列車、北海道新幹線、ローカル線といった鉄道が直面する“いま”を特集したものや、青春18きっぷや列島縦断、東京探検などのノウハウ系、トライアルな企画も登場。こうした記事の思い出を振り返りながら、5年間で起きた「鉄道10大ニュース」について2人はこうランク付けした。

1位 北陸新幹線金沢開業
2位 寝台特急廃止 ブルートレイン消滅
3位 東京駅リニューアル完成
4位 「ななつ星in九州」デビュー クルーズトレイン時代
5位 北海道新幹線開業
6位 続々と復活するSL
7位 東急地下渋谷駅開業 私鉄5社相互直通運転開始
8位 上野東京ライン開通
9位 路線廃止相次ぐ
10位 震災復旧 山田線再開決定

満員の会場からは、「北海道赤字ローカル線や、三江線の廃止など、暗い話ばかり目立つ鉄道ニュースのなかで、金沢延伸や上野東京ライン、豪華観光列車といった明るい話題も入り込んでてほっとした」「鉄道で旅するという、タビテツらしい楽しさを、もっとつくりだして誌面から発信してほしい」といった声があがった。

また、芦原編集長の連載ページが書籍化(『呑み鉄、ひとり旅 乗り鉄の王様がゆく』東京新聞刊)され、列車ひとり旅の“相棒”についても語られた。この日、JR東日本の普通列車グリーン車のアテンダントは、「家飲み派が増えているのに似て、仕事帰りや休日の外出などで、グリーン車でお酒を嗜む人が増えている。いつもの通勤路線でちょっと“旅気分”で、という乗客も増えている感じ」と教えてくれた。『旅と鉄道』最新号の11月号は、蒸気機関車を特集し、芦原編集長と作家・椎名誠氏による対談「俺たちの鉄道旅」などが誌面を飾る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る