横浜シーサイドライン、通学定期を最大3割値下げ 2017年4月から

鉄道 企業動向
横浜シーサイドラインの通学定期券が来年4月から最大30%値下げされる。写真はシーサイドラインの列車。
横浜シーサイドラインの通学定期券が来年4月から最大30%値下げされる。写真はシーサイドラインの列車。 全 1 枚 拡大写真

横浜シーサイドラインは10月13日、国土交通大臣に通学定期運賃の変更を届け出たと発表した。2017年4月1日発売分から最大30%値下げし、沿線の需要喚起を図る。

発表によると、通学定期券の割引率を拡大する。大人1カ月の場合、現在の割引率は平均53.5%だが、運賃変更後は一律65.0%に。3・6カ月の割引率も一律66.7・68.5%に引き上げられる。

大人1カ月の通学定期運賃は現在、1区(2kmまで)が6900円、2区(2~4km)が7340円、3区(4~7km)が8010円、4区(7~11km)が8560円。変更後は1区が2070円安い4830円で、値下げ率は30.0%になる。2区は1880円安い5460円(25.6%)、3区は1920円安い6090円(24.0%)、4区は2050円安い6510円(23.9%)だ。値下げ額が最も大きいのは1区の大人6カ月で、今より1万1170円安い2万6090円になる。

横浜シーサイドラインは、新杉田(横浜市磯子区)~金沢八景(金沢区)間10.6kmの金沢シーサイドラインを運営している第三セクター。ゴムタイヤで専用通路を走行する新交通システムを採用している。同社は通学定期の値下げにより「横浜市が推進する子育て世代支援に寄与する」としている。

《草町義和》

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