【リコール】ハーレー ソフテイル スリムSなど9車種、クラッチが切れなくなるおそれ

モーターサイクル 企業動向
ハーレーダビッドソン ソフテイルスリムS
ハーレーダビッドソン ソフテイルスリムS 全 2 枚 拡大写真

ハーレーダビッドソンジャパンは10月13日、『ソフテイル スリムS』などのクラッチマスターシリンダーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『ウルトラ リミテッド』『ロードグライド ウルトラ』『ウルトラ リミテッド ロー』『ストリートグライド スペシャル』『ロードグライド スペシャル』『CVO ストリートグライド』『CVO プロストリート ブレイクアウト』『ソフテイル スリムS』『ファットボーイS』の9車種で、2015年9月4日から2016年8月3日に輸入された計1799台。

油圧式クラッチのマスターシリンダーにおいて、加工時の内部洗浄が不適切なため、製造時に使用する化学薬品が除去できていないことが判明。ブレーキフルードと化学薬品の混合液がマスターシリンダー内部のアルミ地と化学反応を起こし、ガスの泡が発生するものがあり、ガスがマスターシリンダー内部に溜まった状態で、クラッチが切れないおそれがある。

改善措置として、全車両、クラッチシステムを点検後、必要であれば指定の洗浄液で洗浄し、新品のマスターピストンを使って組み立てる。また、マスターシリンダー内部に腐食が見られる場合はマスターシリンダーを正しく洗浄された部品と交換する。

不具合は2件発生、事故は起きていない。本国からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクが登場…5月の二輪車まとめ
  2. デリカ『D:6』が登場⁉ 三菱 D:5 がフルモデルチェンジへ…5月の新型車スクープまとめ
  3. スズキ『カプチーノ』復活! 新型スポーツカー情報
  4. AT車も大幅出力アップ…ブリッツから『ジムニー』用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
  5. BMWが「iDrive」システムを改良…今夏から欧州で
  6. 日産、新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州で発表…5月の新型車まとめ
  7. ジープの新型EV『ワゴニアS』、オフロード仕様を提案…「トレイルホーク」発表
  8. [15秒でわかる]スバル『BRZ』販売終了…新型の行方は
  9. PIAAからヘッド&フォグ用LEDバルブ 6000K「超高輝度」シリーズ・5製品が登場
  10. スバル『BRZ』現行モデルが生産終了、新型登場かマイナーチェンジか
ランキングをもっと見る