マツダ CX-3 改良新型…「人馬一体感」向上、新色マシーングレー追加など
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CX-3は2015年2月に発売。「最新の技術をいち早くユーザーに届けたい」というマツダの戦略に基づき、発売から2年経たずに大幅な商品改良を受けた。
マツダが全車で目指す「人馬一体感」をさらにつきつめるべく、「G-ベクタリングコントロール」を標準装備として初採用。ハンドル操作に応じてエンジン出力(トルク)を調整するもので、旋回応答性と走行安定性を向上させた。また、サスペンションやパワーステアリングのチューニングにより、基本性能を高め、質感の高い意のままのハンドリングと乗り心地を実現した。
またディーゼルエンジン特有の不快音を低減すべく、「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」を採用。燃料噴射タイミングを0.1ミリ秒単位で制御し、ノック音の発生そのものを打ち消すことで、心地よいエンジンサウンドを残しながらノイズを抑制し、車内の快適性を向上させている。
機能面では、メーター上のヘッドアップディスプレイ「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」のフルカラー化や、アダプティブLEDヘッドライトによる夜間視認性の向上のほか、自動ブレーキシステム「アドバンスト スマート・ブレーキ・サポート」の進化により歩行者の検知も可能とするなど、安全性、快適性を高めている。
外装では、マツダの新たなメインカラーとして「ソウルレッド」に次ぐ人気となっている新色「マシーングレープレミアムメタリック」を初採用。「エターナルブルーマイカ」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」と合わせ計3色を新色として設定している。
さらに特別仕様車「XD Noble Brown」を設定。ブラウンの空間にグレーをアクセントとして加え、上質感と先鋭感を演出。シート素材にはナッパレザー、スエード調人口皮革「グランリュクス」を採用、上級車種からのダウンサイザーにも受け入れられるモデルを目指した。XD Noble Brownは284万0400円(2WD)から。
《宮崎壮人》