マツダ CX-3 改良新型…「人馬一体感」向上、新色マシーングレー追加など

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マツダ CX-3 改良新型(掲載車両はプロトタイプのため量産車と一部仕様が異なる場合あり)
マツダ CX-3 改良新型(掲載車両はプロトタイプのため量産車と一部仕様が異なる場合あり) 全 24 枚 拡大写真

マツダは14日、ディーゼルエンジン専用モデルのコンパクトSUV『CX-3』の商品改良車を発表、予約を開始した。同日発表した『デミオ』と同様、「G-ベクタリング」や先進安全機能など、先行して改良を受けた車種に採用された最新の技術や仕様が取り入れられている。発売は11月24日。

CX-3は2015年2月に発売。「最新の技術をいち早くユーザーに届けたい」というマツダの戦略に基づき、発売から2年経たずに大幅な商品改良を受けた。

マツダが全車で目指す「人馬一体感」をさらにつきつめるべく、「G-ベクタリングコントロール」を標準装備として初採用。ハンドル操作に応じてエンジン出力(トルク)を調整するもので、旋回応答性と走行安定性を向上させた。また、サスペンションやパワーステアリングのチューニングにより、基本性能を高め、質感の高い意のままのハンドリングと乗り心地を実現した。

またディーゼルエンジン特有の不快音を低減すべく、「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」を採用。燃料噴射タイミングを0.1ミリ秒単位で制御し、ノック音の発生そのものを打ち消すことで、心地よいエンジンサウンドを残しながらノイズを抑制し、車内の快適性を向上させている。

機能面では、メーター上のヘッドアップディスプレイ「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」のフルカラー化や、アダプティブLEDヘッドライトによる夜間視認性の向上のほか、自動ブレーキシステム「アドバンスト スマート・ブレーキ・サポート」の進化により歩行者の検知も可能とするなど、安全性、快適性を高めている。

外装では、マツダの新たなメインカラーとして「ソウルレッド」に次ぐ人気となっている新色「マシーングレープレミアムメタリック」を初採用。「エターナルブルーマイカ」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」と合わせ計3色を新色として設定している。

さらに特別仕様車「XD Noble Brown」を設定。ブラウンの空間にグレーをアクセントとして加え、上質感と先鋭感を演出。シート素材にはナッパレザー、スエード調人口皮革「グランリュクス」を採用、上級車種からのダウンサイザーにも受け入れられるモデルを目指した。XD Noble Brownは284万0400円(2WD)から。

《宮崎壮人》

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