日立金属、熊谷磁材工場をHV・EV向け材料のマザー工場に

エコカー EV

日立金属は、ハイブリッド自動車(HV)、電気自動車(EV)の駆動モータや各種電装モータの旺盛な需要に応えるため、熊谷磁材工場にネオジム磁石とフェライト磁石の革新的生産ラインを導入する。2018年度内に稼働する予定。

HVやEVの需要増加に伴って、ネオジム磁石、フェライト磁石のニーズも増大する見通し。こうした需要の高まりに応えるため、生産体制を強化する。

熊谷磁材工場に新建屋を建設し、ネオジム磁石とフェライト磁石の革新的生産ラインを導入する。革新的生産ラインでは、新しい生産技術やIoT(モノのインターネット)の採用によって、高い生産効率を実現、高まる市場のニーズに応えていく。投資額は約180億円。

同時に、山崎地区(大阪府三島郡)にある磁性材料研究所を熊谷地区へ移転することで、工場と一体となって顧客ニーズを対応した技術開発を加速させる。

熊谷磁材工場は、ネオジム磁石事業、フェライト磁石事業の統括機能を集約したマザー工場と位置付ける。加えて、磁性材料カンパニーの情報部品事業も熊谷工場へ集約する。生産拠点の集約を進めることにより、モノづくり体制を革新し、海外を含めた生産拠点へ新しい生産技術を展開するスピードを上げていくことで、事業の拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  2. 日産『ムラーノ』新型、米IIHSで最高の安全性評価
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 運転席から1人でアタッチメント交換を実現、日立建機が中型油圧ショベル4機種発売へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る