京急ビール飲み放題列車で「コージョーチョーッ!」コール

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「京急×キリンビール横浜工場90周年記念ビール電車」(10月14日 金曜夜、京急大師線ほか)
「京急×キリンビール横浜工場90周年記念ビール電車」(10月14日 金曜夜、京急大師線ほか) 全 8 枚 拡大写真

京急大師線で10月14日、“車内ビール飲み放題”なる列車(91C~)が走った。車両は1500形1521編成4両。小島新田寄り2両が“ビアホール”、京急川崎寄り2両がバックヤード+トイレという仕立てで、金曜夜の大師線を大盛り上がりで2往復した。

仕掛たのは、キリンビール横浜工場。同工場が山手から横浜市鶴見区生麦に移転し、操業90周年をむかえるのを記念し、「京急と何かできないか」「もう、どうしてもビール電車を走らせたかった」(同工場総務部 籠倉啓子広報担当)という想いが京急に伝わり、両社がタッグを組んで実現。

京急線「ビール飲み放題」小島新田行きの“私情インプレッション”は後述とし、まず「京急初」というビール飲み放題貸切電車の動きはこうだ。

18時49分 横浜発
19時04分 生麦着 工場長・醸造部長・工場見学ツアーガイド乗車
19時10分ごろ 京急川崎(本線ホーム)を過ぎ、多摩川橋梁上付近で停車、すぐに折り返し大師線へ転線
19時21分 京急川崎(大師線ホーム)発
19時30分ごろ 小島新田着、10分ほどで折り返し
19時53分 京急川崎(大師線ホーム)着、トイレ休憩のためドア一部開放
20時15分 京急川崎(大師線ホーム)発
20時30分ごろ 小島新田着、10分ほどで折り返し
20時53分 京急川崎着、ドア開放、解散

車内では、横浜から京急川崎へむかう途中、スタッフがキリン「一番搾り」、崎陽軒オリジナル「ビールによくあうお弁当」、スナック菓子などを配布し、「まずお席を温めて」。

生麦駅から乗り込んだキリンビール藤本省三横浜支社長、勝間田達広横浜工場長、岡田義宗醸造部長らは、みずからサーバーのレバーを引き、できたて生ビールを客席へ運んだ。

缶ビール「一番搾り」は横浜工場リニューアル缶、生ビールはキリン一番搾り生ビール。さらに横浜工場オリジナルの「横浜ピルスナー」も加わり、満席の車内は一回目の小島新田に到着する前にヒートアップ。赤い電車の車内がキリンの黄色に染まり、浴びるほどのビールとともに最初に起きたコールは、「工場長! 工場長!」だった。

《レスポンス編集部》

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