スズキは、Android Autoなどに対応させるためのナビ更新ソフトを10月17日より配信開始した。対象となるのは、メーカーオプションの全方位モニター付メモリーナビ。『スペーシア』『アルト』『ラパン』『ハスラー』『ソリオ』『イグニス』の5車種に設定されている。
今回の更新ではAndroid Autoに対応し、Android搭載スマートフォンをUSB接続することで、通話・音楽再生・メッセージなど、スマートフォンの各種機能をナビ画面で操作が可能となり、音声認識機能を使った操作にも対応する。従来対応していたiPhone向けのApple CarPlayと合わせ、スマートフォンとナビの連携機能を高めた。さらに、より高精度の渋滞回避案内が可能となる新交通情報サービスVICS WIDEや、ETC2.0車載器と連携した高速道路料金割引等の新サービスに対応させ、利便性の向上を図った。
対応車種で全方位モニター付メモリーナビを利用している人は、ソフトウェア更新で機能を向上させることができる。また今後の生産車については、ソフトウェア更新済の全方位モニター付メモリーナビを搭載していく。