【MotoGP 第15戦日本】ビニャーレスが3位、スズキが14年ぶりに日本ラウンドで最高峰クラス表彰台

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ツインリンクもてぎで行われた2016MotoGP第15戦MOTUL日本グランプリで、Team SUZUKI ECSTARのマーベリック・ビニャーレスが3位に入り、スズキ陣営が母国日本でのレースで14年ぶりに最高峰クラスの表彰台に上がった。

レース序盤から、アレイシ・エスパルガロが4番手をキープ。そこにマーベリック・ビニャーレスも追い上げ19周目にはチームメイト同士の激しいバトルを制し、4番手に浮上。その直後に、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が転倒し3番手となってチェッカーフラッグ。アレイシも4番手でフィニッシュし、スズキの母国レースで素晴らしいリザルトを残した。またビニャーレスにとっては今回が世界選手権の全クラス通算100戦目ということもあり、表彰式では笑顔をみせていた。

またスズキにとっては、世界選手権の最高峰クラスで表彰台に上がるのも久しぶりのこと。日本ラウンドでは鈴鹿サーキットで行われた2002年の開幕戦で梁明が2位に入って以来、14年ぶりの表彰台。またツインリンクもてぎでは2000年にケニー・ロバーツJrが優勝して以来16年ぶりと表彰台となった。

ビニャーレスは「この表彰台獲得は、多くのファン、そしてスズキのファクトリーで働く従業員の方々の前でそれが果たせたということで、とてもエモーショナルだよ。日本のファンはいつも本当に全力で応援してくれるから、このレースは毎年とても楽しみにしているし、その応援に結果で応えようといつも思っているんだ。そういう意味で、この3位表彰台は本当に本当に嬉しいよ」とコメント。

一方チームメイトに競り負けて表彰台を逃す形となったアレイシは「最終的なリザルトにちょっとガッカリだよ。もっと良い結果を期待していたからね。とは言え、今季最高位のリザルトだし、この結果を誇りに思いたい」と語った。

今回は、結果的にヤマハのバレンティーノ・ロッシとロレンソの2人が転倒リタイアを喫する形となり、その中での3位ではあったが、今季は着実に力をつけて上位に食い込む走りをみせているだけに残り3レースでの活躍も期待できそうだ。

《吉田 知弘》

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