夏タイヤを購入する時…最重要視は「安価な価格」

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ダンロップ エナセーブ EC300+(参考画像)
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GfKジャパンは、全国のドライバー1万2177名を対象に、夏タイヤ購入に関するインターネット調査を実施。調査結果から、購入の重視点や低燃費タイヤに関する認知度について発表した。

調査結果によると、夏タイヤの購入時期は、直近1年以内が22%に上った。直近1年以内の購入者に、購入時の重視点を尋ねたところ、最も多かったのが「安価な価格」。「信頼できるメーカー」、「低燃費」がこれに続いた。

これをさらに軽自動車所有者に絞ってみると、メーカーや性能を重視する割合が減り、「安価な価格」と「低燃費」などコストにかかわる項目を重視する割合が上がった。購入タイヤのグレートは、新車装着タイヤと同等あるいはそれ以上のタイヤを購入したと回答した人が6割超。割合は女性よりも男性が高く、また、年代が上がるほど高まった。

冬タイヤに比べ夏タイヤの性能訴求は難しいと言われるが、「低燃費」は消費者がメリットを感じやすい訴求の一つ。「低燃費タイヤ」について尋ねたところ、言葉に対する認知度は自動車保有者の9割と高かったが、製品性能の詳細までを知っている人は3割強にとどまった。なお、直近1年以内の夏タイヤ購入者の中で低燃費タイヤの購入は45%、低燃費タイヤ以外の購入が26%で、残り29%は「分からない」と回答した。分からないとの回答は女性では54%に上り、また、年代別にみると60代以上が36%と高かった。ただし、女性および60代以上における低燃費タイヤの選択率は他グループより高く、製品性能やメリットに対する理解を深めることで、高性能タイヤの販売拡大が見込まれる。

《纐纈敏也@DAYS》

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