石井国交相、辞任と思っていた益子新社長への注文

自動車 社会 行政
三菱自動車軽4車種で、国土交通省としての燃費値を公表する石井啓一大臣(6月21日)
三菱自動車軽4車種で、国土交通省としての燃費値を公表する石井啓一大臣(6月21日) 全 2 枚 拡大写真

一連の燃費不正問題で三菱自動車工業の益子修会長兼社長は辞任するはずではなかったのか。新社長就任での続投に、国土交通省にも波紋が広がった。

【画像全2枚】

きっかけは9月16日、燃費不正発覚後の三菱による再測定で、再び不正が見つかった後の会見のことだ。石井氏は「国の測定のやり方も分かった上で不正な測定方法を続けていたということは、三菱自動車工業の企業体質そのものが問われる事案」と怒った。その時、益子氏の経営責任を問われこう語ったのだ。

「益子会長、現社長につきましても日産自動車が正式に資本参加をする段階で辞任することを明確にしていると承知しております」

確かに益子氏も「新体制に引き継ぐまでが使命」と繰り返してきた。国交相をして“勘違い”してしまう事態。21日の大臣会見の関心は、その一点に絞られた。

益子氏の続投について石井は、三菱側から国土交通省には何も説明がなかったことを明らかにし、その就任理由についてはまずはゴーン会長の発言を引用し、国交省の立場は「特に(就任に)不安を持つというよりも、今後の再発防止策の徹底を厳しく確認していくという立場」と、検査の厳格化を強調。

同社の改革を「ゴーン氏がリーダーシップを確実に発揮し、益子社長が社内をよく知る立場からゴーン会長のリーダーシップをしっかり支えていくことを期待する」と、述べた。

ただ、これまでの燃費不正問題については「会長兼社長である益子氏の責任は当然大きいものがある」と断じて、「この責任を十分踏まえれらた上で、社内をよく知る立場から会長のゴーン氏をしっかり支え、再発防止の徹底をしっかり図っていただきたい」と、くぎを刺した。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
  2. フォルクスワーゲン12車種、パワーステアリングのアシストが無効化のおそれ…5月掲載のリコール記事まとめ
  3. 日産『スカイライン』次期型、V6ツインターボ搭載で420馬力なるか⁉…今週の土曜ニュースランキング
  4. 『ムーヴ』『タント』をスタイリッシュにローダウン! ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」シリーズがリニューアル
  5. これが日産『スカイライン』次期型だ! V6ツインターボをハイブリッド化で、最大420馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. ステランティスと中国リープモーター、戦略的提携を拡大…スペイン工場でEV生産へ
  4. NISMO、豪州に初の海外パフォーマンスセンター設立へ…『スカイラインGT-R』のレストア事業も強化
  5. 「ヤンチャEV」「欲しいぃぃ」ホンダの小型EV『スーパーワン』発売にSNS興奮!約340万円の価格に「安すぎる」の声も
ランキングをもっと見る