FCA、黒字転換…SUV好調 第3四半期決算

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FCA USの米本社
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欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は10月25日、2016年第3四半期(7~9月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、第3四半期の売上高は、268億3600万ユーロ(約3兆0420億円)。前年同期の267億9800万ユーロに対して、0.1%増加している。

また、第3四半期の最終損益は、6億0600万ユーロ(約687億円)の黒字。前年同期の3億8700万ユーロの赤字から、黒字に転じた。

黒字に回復した要因は、北米を中心にしたSUVの販売好調による部分が大きい。利幅の大きいSUVの好調が、前年同期のリコール(回収・無償修理)関連コストによる赤字から、黒字転換に貢献した。

フィアットとクライスラーグループの統合で生まれた新会社、FCAは2014年5月、中期経営計画の「2014‐2018ビジネスプラン」を発表。2018年までに、世界新車販売台数を、2013年実績に対して、およそ6割増の700万台へ引き上げる目標を掲げている。

《森脇稔》

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