東急電鉄、タブレットで通訳サービス 11月から

鉄道 企業動向
多言語通訳サービスの利用イメージ(上)と画面イメージ(下)。スマホやタブレットの画面上に表示される通訳を介して案内を行う。
多言語通訳サービスの利用イメージ(上)と画面イメージ(下)。スマホやタブレットの画面上に表示される通訳を介して案内を行う。 全 3 枚 拡大写真
東京急行電鉄(東急)は10月27日、訪日外国人客向けの通訳サービスを、ほぼ全ての駅に導入すると発表した。11月1日からサービスを開始する。

発表によると、インバウンド総合支援事業などを行っているインデンコンサルティング(京都市中京区)の多言語通訳サービス「SMILE CALL(スマイルコール)」を使用。スマートフォンやタブレット端末のビデオチャットで訪日客向けの案内を行う。

駅員はスマホやタブレット上の専用アプリを起動。使用する言語を選択した上で、SMILE CALLのオペレーターとつなぐ。駅員と利用者は、画面上のオペレーターによる通訳を介してコミュニケーションを取ることができる。東急は「列車の行先や到着時刻のほか、お忘れ物に関するお問い合わせなど、お客さまのご要望に応じたさまざまなご案内を迅速に行う」としている。

対応言語は英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語。初発から終発まで、ほぼ全ての東急駅でサービスを提供するが、こどもの国線のこどもの国・恩田両駅では提供しない。世田谷線は起点の三軒茶屋駅と終点の下高井戸駅のみサービスを提供する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る