鈴鹿の新型NSXセーフティカー、スーパーフォーミュラ最終戦で実戦登場2回

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
レース中、スーパーフォーミュラのマシン群を率いて走る「新型NSXセーフティカー」。
レース中、スーパーフォーミュラのマシン群を率いて走る「新型NSXセーフティカー」。 全 8 枚 拡大写真

10月29~30日に開催されたスーパーフォーミュラ最終戦「第15回JAF鈴鹿グランプリ」から鈴鹿サーキットに導入された「新型ホンダNSX」ベースのセーフティカーが、2レース制の「レース2」で2度の“実戦登場”を果たすこととなった。

【画像全8枚】

ピットウォーク時の展示や、2度のレーススタート前にはダミーグリッド最前方で存在感を発揮し、ファンのカメラの格好のターゲットともなっていた新型NSXベースのセーフティカー。やはりレースファンにもNSXは気になる新車であることが窺えるところだったが、スーパーフォーミュラの決勝レースではリアルな出番が2度もあった。

鈴鹿サーキットというコースには、あまりセーフティカー出動が多い印象はない。ましてや秋の好天ともいえるコンディション下では、セーフティカー登場となる可能性はさらに低まるところだった(もちろん、基本的に望ましいことである)。

ところが2レース制で実施されたレース2の後半には、アクシデントによるセーフティカー導入が2度も発生。ファンは白熱のチャンピオン争いとともに、本当の意味での出番で走るNSXの姿も見ることができた。

NSXの名は、14年からSUPER GTのGT500クラスに「NSX CONCEPT-GT」として復帰するなど、レース界ではロードカーよりも(ある意味で)早い「復帰」を果たしていたが、今回の鈴鹿でのセーフティカー導入で、復帰、新型登場のイメージは一層高まったといえそうだ。

なお、SUPER GTの今季最終もてぎ大会(11月11~13日)には、来季17年型の新GT500参戦車「NSX-GT」の正式お披露目がレクサス、日産の来季車とともに実施される予定となっている。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  3. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る