東京・地下鉄博物館、東西・東葉の直通20周年で特別展 11月15日から

鉄道 企業動向
東葉高速線は20年前の開業当初から営団地下鉄(現在の東京メトロ)東西線との相互直通運転を行っている。写真は開業から7年後の2003年9月、飯山満駅に進入する営団5000形。
東葉高速線は20年前の開業当初から営団地下鉄(現在の東京メトロ)東西線との相互直通運転を行っている。写真は開業から7年後の2003年9月、飯山満駅に進入する営団5000形。 全 3 枚 拡大写真

メトロ文化財団が運営する地下鉄博物館(東京都江戸川区、東西線葛西駅高架下)は、11月15日から特別展「東西線と東葉高速鉄道線との相互直通運転20周年展」を開催する。

東京地下鉄(東京メトロ)がこのほど発表したところによると、開催期間は11月15日から2017年1月15日まで。西船橋(千葉県船橋市)~東葉勝田台(八千代市)間16.2kmを結ぶ東葉高速線の建設の経緯や開業後の輸送人員、沿線の開発状況などを、歴史年表や写真パネルで紹介する。

地下鉄博物館は入館料が大人210円・子供100円。開館時間は10時から17時までだが、原則として毎週月曜日と12月30日~1月3日は休館する。

中野~西船橋間を結ぶ東西線は、帝都高速度交通営団(営団地下鉄)時代の1964年12月から1969年3月にかけて開業した。営団地下鉄はさらに勝田台までの延伸を計画し、1974年に地方鉄道免許を申請。しかし、競合する京成電鉄の経営悪化などを受けて凍結され、沿線自治体や営団地下鉄、京成などが出資する第三セクターの路線として整備する計画に変わった。

その後、1981年9月に第三セクターの東葉高速鉄道が設立され、1996年4月に東葉高速線が開業。これと同時に東西線と東葉高速線の相互直通運転が始まった。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る