八千代工業、5年ぶりの最終赤字…熊本地震の影響大きく 中間決算

自動車 ビジネス 企業動向
八千代工業製 ホンダ S660
八千代工業製 ホンダ S660 全 2 枚 拡大写真

八千代工業は10月31日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高649億4900万円(前年同期比-14.0%)、営業利益は19億8300万円(-67.9%)、税引前利益は18億5700万円(-67.2%)、最終損益(親会社の所有者に帰属)は6900万円の赤字(前年同期は31億6100万円の黒字)だった。

海外における受注の増加はあったものの、熊本地震によるホンダ熊本工場の生産中止で自動車組立分野および二輪部品の受注が減少。さらに為替換算の影響もあり、売上高は14.0%の減収、営業利益は67.9%の減益、最終損失は6900万円と、東日本大震災の影響を受けた2011年4~9月期以来、5年ぶりの赤字に転落した。

通期業績見通しは、上期の減収や下期の為替想定レートを1米ドル110円から100円に変更したことに伴う為替換算上の影響などを織り込み、下方修正。売上高1390億円(前回予想比-50億円)、営業利益105億万円(-10億円)、税引前利益103億円(-10億円)、最終利益48億円(-7億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る