ヤンマーから新型ボート…釣り機能を充実した26フィートクラス

船舶 企業動向
ヤンマー「Zarpa 26 II」
ヤンマー「Zarpa 26 II」 全 4 枚 拡大写真
ヤンマー舶用システムは、航走性能やフィッシング機能などを向上させた26フィートクラスのフィッシングボート「Zarpa 2 6II(LF26CZ II)」を11月1日から受注開始すると発表した。

ディーゼル艇需要の掘り起こしを図るため、Zarpaシリーズに、市場要望の強い高出力エンジンを搭載するとともに、使い勝手を考慮した新デザインのキャビン、最新フィッシングスタイルに対応して釣り機能などを充実した「Zarpa26 II」を市場投入する。

新型艇は、125kW(170馬力)高出力エンジンのラインナップを追加し、船速アップによる機動力の向上を図った。これによりポイント移動時間の短縮化が可能となり、遠方への釣行や、釣りを行う時間を延ばすことが可能となる。

キャビン内は、従来艇から高さを30mm、長さを70mm拡大。床のフラット面を増やすなど、キャビン容積を拡大させることで、大人3人が十分に居住できるスペースを確保した。バウバースは両舷に最大2mまでの釣竿が収納できるスペースを設けるなど、収納性の向上を図った。

操船席には、ダンパー付の独立シートを採用した。従来艇に比べて目線を高くすることで視界をより確保し、十分なキャビン高さにより立ちながらの操船が可能になる。サイド窓を大きくし、位置を下げることで、航行時に周囲の視界が開け、同乗者の快適性向上を図った。

ジギングなど、動きの大きい釣りに対応するためキャビンドアをスライドドアとした。2ステーションBOXの足元スペースを確保することで、通路に障害物の無い、動きやすい設計とした。オモテデッキは、キャスティングゲームに対応するため、大型バウレールを工場オプション設定した。アンカーストアを移設することでデッキスペースを最大限確保するなど、細部にわたり釣りへのこだわりを織り込んだ。

ブランドイメージを統一するため、従来使用していた旧ヤンマーロゴからFLYING Yエンブレムに変更する。その他の商品についても2017年1月生産艇からFLYING Yエンブレムに変更する。

本体価格は125kWエンジン搭載モデルが898万円(消費税別)。2018年度までの3年間で累計50隻の販売を計画する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. 【スズキ クロスビー 改良新型】フルモデルチェンジ級進化の原点は「ハスラーとの差別化」だった
  4. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る