ホンダは10月31日、米国オハイオ州に5800万ドル(約60億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、オハイオ州中央部に2つの新施設を建設するのが目的。オハイオ・データセンターと北米クオリティセンターを建設する。
オハイオ・データセンターは、コロラド州デンバー郊外にある施設と同様。主要な情報テクノロジーを自社開発するための施設となり、北米におけるデータ蓄積容量の拡大を図る。
北米クオリティセンターは、複数のホンダの組織を集約する施設。ホンダ製品の品質を担当する従業員の拠点となり、顧客からの要望に素早く効率的に応えていく。
2つの新施設は、2017年初頭に完成する見通し。北米ホンダのRick Schostek上級副社長は、「北米からのデータに対する世界の期待は、年々増している。新たなデータセンターは、この責任を果たすのに役立つだろう」と述べている。