関西国際空港、週1273便と過去最高…アジア便が増加 国際線2016年冬ダイヤが

船舶 企業動向
関西国際空港
関西国際空港 全 2 枚 拡大写真

関西エアポートが発表した関西国際空港の国際線2016年冬期スケジュールは、旺盛なインバウンド需要効果もあって12月ピークが週1273便と過去最高となる。

2016年夏期スケジュールに比べ32便増、2015年冬期スケジュールに比べ57便増加する。旅客便数は週1131便で過去最高、貨物便数が週142便で冬期スケジュールとして過去6番目の水準。

オセアニア方面でニュージーランド航空がオークランド線を週3便で約3年ぶりに再開する。北米方面では2015年冬期に比べ週2便減便するが、就航地ネットワークは同じ。

また、テロの影響による日本人旅客の需要減に伴い、ヨーロッパ方面便数は週22便と2015年冬期と比べて週7便減る。

短距離路線ではアジアの便数が増加しており、特に韓国方面は週19便の増。大韓航空が週8便、アシアナ航空が週7便、ジンエアーが週4便それぞれ増やす。

中国方面は週451便と過去最高。具体的には、中国東方航空(北京線)、中国南方航空(上海線)、上海吉祥航空(南京線)、深セン航空(無錫線)がそれぞれ週7便のデイリー運航に増便する計画。

冬期スケジュールでは、ピーチ・アビエーションが日本のローコストキャリア(LCC)としては初めて中国本土への路線となる上海線を週5便で新たに運航する。春秋航空は淮安線と掲陽線を新たに開設する。

東南アジアは引き続きネットワークが拡大しており、マニラ、クアラルンプール、シンガポール方面へ合計で週11便増える。

FSC(フルスケールキャリア)、LCCともに増加するが特にLCCが増加する。LCC便数は週390便、国際旅客便に占めるLCC比率は34.5%と2015冬期と比べて1.6ポイントアップする。関西国際空港に就航するLCCは17社となる。

貨物便では、冬期スケジュールに増加する見通しで、すでにユニトップエアラインズの深セン線が週6便で運航を開始している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る