ANAホールディングス、営業増益…国際線の収益確保 2016年4-9月期決算

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ANAホールディングスが発表した2016年4~9月期連結決算は、経常利益が前年同期比0.6%増の834億円と微増だった。

航空事業を中心に熊本地震や、欧州で発生したテロ影響を受けたことに加え、円高による外貨建て収入減少、燃油価格の下落に伴う燃油特別付加運賃収入の減少により、売上高は同2.9%減の8849億円と減収となった。

国内線旅客収入は同1.7%減とマイナスだったものの、国際線旅客収入が同0.2%減とほぼ横ばいだった。

収益は、国際線での収益確保やコスト削減効果などから、営業利益は同3.2%増の895億円と増益となった。航空事業、航空関連事業が営業増益となった。四半期純利益は同6.4%増の574億円だった。

通期業績見通しは、円高の影響による外貨建て収入の減少や、燃油市況を反映した燃油特別付加運賃収入減少により、売上高は当初予想より700億円マイナスの1兆7400億円に下方修正した。収益は、円高影響による費用減少に加え、引き続きコストマネジメントの推進に努めることで営業費用を削減するため、前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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