FCC、売上高10.6%減…アセアン向け二輪車用クラッチ不振 中間決算

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FCCは10月31日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高751億1900万円(前年同期比-10.6%)、営業利益は59億0700万円(+10.2%)、税引前利益は32億2900万円(-35.7%)、純利益(親会社の所有者に帰属)は20億5800万円(-48.1%)だった。

米国において四輪車用クラッチの販売台数は増加したが、主にタイやインドネシアで二輪車用クラッチの販売が減少したことに加え、円高の影響もあり、売上高は10.6%の減収となった。営業利益は、円高の影響があったものの、内作費削減等の効果に加え、前第1四半期に計上した生産管理システムの開発中止に伴う減損損失の影響がなくなったこともあり10.2%の増益。しかし、為替差損の影響などで純利益は48.1%の大幅減となった。

通期業績見通しは、想定為替レートの見直しなどにより営業利益(100億円)を除く各項目を下方修正。売上高は1500億円(前回予想比-50億円)、税引前利益は80億円(-5億円)、純利益は55億万円(-5億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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