スズキ、通期営業利益予想を2000億円に上方修正

自動車 ビジネス 企業動向
マルチスズキ・アルトK10
マルチスズキ・アルトK10 全 5 枚 拡大写真

スズキは11月4日、2017年3月期の第2四半期累計(4~9月期)連結決算を発表するとともに、通期の業績予想を上方修正した。営業利益は従来予想より200億円増額の2000億円(前期比2%増)とした。

4~9月期はインドルピーなど為替の円高が502億円の減益要因となったものの、四輪車のインドでの販売増などが寄与し、営業利益は前年同期比14%増の1155億円と増益を確保。前年に続き最高を更新した。

四輪車の世界販売も1%増の140万台と過去最高だった。純利益は富士重工業株の売却による特別利益もあって、26%増の999億円と、これも前年に続いて最高となった。会見した長尾正彦常務役員は「インドなどの販売好調がモデルミックスの改善に寄与した」と評価した。

通期では世界販売を287万台(前期比0.4%増)と計画し、インドでは9%増を見込んでいる。通期でも円高の影響は大きく、営業利益の減益要因は860億円とした。純利益予想は従来比で520億円上方修正の1450億円(前期比24%増)に見直した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る