【MFJ全日本ロードレース最終戦】Race1はレオン・ハスラムとの激戦の末、中須賀克行が優勝し5連覇達成

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2016MFJグランプリ(JSB1000)
2016MFJグランプリ(JSB1000) 全 9 枚 拡大写真

2016年の全日本ロードレース選手権の最終戦「第48回MFJグランプリ スーパーバイクレースin鈴鹿」の決勝Race1が行われ、JSB1000クラスは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝。5年連続のシリーズチャンピオンに輝いた。

1周5.807kmの鈴鹿サーキットを8周という超短期決戦で行われたRace1。ポールポジションからスタートした中須賀がトップを死守し1コーナーへ。そのまま後続を引き離して、いつも通りの独走体制を築くかと思われたが、2周目のデグナーカーブで今回スポット参戦を果たしているレオン・ハスラム(TeamGREEN)がトップに浮上。ブリティッシュ・スーパーバイクでも活躍し鈴鹿8耐でも優勝経験のあるハスラムと全日本5連覇を目指す中須賀と一瞬も目が離せない展開。周回を重ねるため度にポジションを入れ替える激戦となったが、7周目のシケインで中須賀がトップに立つと、最終ラップはハスラムの猛追を振り切り、そのままゴール。今季5勝目を飾るとともに、前人未到の5年連続で通算7回目となるシリーズチャンピオンを獲得した。

2位にハスラム、3位には渡辺一樹が続きTeamGREEN勢が表彰台の一角を占めた。

レース前は緊張した表情も見られた中須賀だったが、自身が“絶対条件”と語っていたチャンピオンをRace1で決めることができ、表彰式でも笑顔が絶えなかった。この後、Race2も控えており、中須賀の連勝に注目が集まっているが、彼を最後まで苦しめたハスラムの走りから目が離せない。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る