メルセデス米国販売1%減、SUVは好調 10月

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メルセデスベンツのSUV
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メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAは11月1日、10月の米国新車販売の結果を公表した。メルセデスベンツブランド(乗用車)の総販売台数は、2万8659台。前年同月比は1%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。

セダン系では、『Eクラス』と『CLS』が、合計3827台を販売。前年同月比は25.9%減と、3か月ぶりに減少した。『Sクラス』は26%増の2420台と、3か月ぶりのプラス。

米国でのメルセデスベンツの最量販車は、『Cクラス』。ただし10月は、前年同月比14.5%減の6227台と引き続き落ち込む。『CLA』は、22.9%増の2295台と、プラスに転じた。

SUVは、引き続き好調。『GLK』後継の『GLC』が、新型車効果で前年同月比84.7%増の3588台と、大幅増を保つ。『GLS』(旧『GL』クラス)は、8.2%増の2828台。コンパクトな『GLA』は、26.4%増の2560台と、6か月ぶりのプラス。伝統の『Gクラス』は、前年同月比35.3%減の196台と後退。主力の『GLE』(旧『Mクラス』)は、前年同月比17.2%減の4042台と、3か月連続で減少。

メルセデスベンツの2016年1‐10月米国新車販売は、前年同期比0.4%減の27万7863台。メルセデスベンツUSA のDietmar Exler社長兼CEOは、「商用車を含めた全体では、前年実績を超えており、過去最高の販売」と述べている。

《森脇稔》

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