ホンダは10月31日、2016年度4~9月の世界新車販売(四輪車)の結果を公表した。総販売台数は243万1000台。前年同期比は6.3%増だった。
市場別では、主力の北米が98万9000台。前年同期に対して、2%増と堅調だった。SUVの『パイロット』、ピックアップトラックの『リッジライン』を中心に、販売が好調。主力SUVの『CR-V』に関しては今後、モデルチェンジ効果が見込まれる。
北米に続いたのは、アジアで93万5000台を販売。前年同期比は16.8%増と、2桁の伸び率。ホンダによると、中国市場で新型『シビック』やSUVを中心に販売が伸びたという。
一方、日本は30万2000台にとどまり、前年同期比は4.2%のマイナス。欧州は9万台を売り上げ、前年同期比は21.6%増と大幅増となった。『ヴェゼル』の販売好調が貢献する。
ホンダの2015年度の世界新車販売は、474万3000台だった。