日産自動車、営業益14%減…北米好調も円高の影響大 中間決算

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日産自動車グローバル本社(参考画像)
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日産自動車は11月7日、2016年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は5兆3210億円(前年同期比-10.3%)、営業利益は3397億円(-14.0%)、経常利益は3968億円(-7.2%)、純利益は2824億円(-13.3%)だった。

第2四半期連結累計期間の連結売上台数は、261万3000台(-0.1%)。市場別内訳は、国内が21万1000台(-20.2%)、北米が104万8000台(+5.4%)、欧州が36万2000台(-1.4%)、アジアは77万8000台(+2.9%)、その他地域は21万4000台(-8.4%)だった。

北米を中心とする主力商品の好調な販売で、前年並みの販売台数をキープしたものの、円高が大きく影響。前年度同様の為替レートで算出すれば5195億円(+31.5%)となったはずの営業利益は14.0%減の3397億円と大きく落ち込んだ。

通期連結業績見通しは、売上高11兆8000億円(前年比-3.2%)、営業利益7100億円(-10.5%)、純利益5250億円(+0.2%)とした前回予測を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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