川崎汽船、ベトナムで完成車物流サービスを提供開始

自動車 ビジネス 企業動向
ビークル・プロセッシング・センターの完成図(2017年1月)
ビークル・プロセッシング・センターの完成図(2017年1月) 全 4 枚 拡大写真

川崎汽船は、ベトナムのホーチミンで完成車物流サービスを開始したと発表した。

アジアを中心とした新興国では自動車販売が拡大しており、これに伴って完成車輸送に付帯したサービスの需要も高まっている。こうしたニーズに対応するため、輸入乗用車やトラック、建設機械向けの高付加価値サービスを提供する。

川崎汽船と現地物流企業が折半出資した合弁会社が、川崎汽船が運航する自動車船が定期寄港するホーチミン港、サイゴン プレミア コンテナ ターミナル(SPCT)に隣接した工業団地内に2万平方メートルの土地を取得し、専用施設(VPC)を開設した。

第1段階として、10月末から通関、車両認証登録、保管のサービスを開始し、日系自動車メーカーと契約を締結しサービスの提供を開始した。2017年1月からは、各種部品装着や塗装、洗車などを含めた納車前点検(PDI)や、ディーラーへの配送までを含めたサービスを展開する予定。

ベトナムで完成車向け総合的な物流サービスを提供するのは初めて。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る