【ダイハツ トール】三井社長「自信作が仕上がった」…トヨタにも供給

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ダイハツ工業 トール
ダイハツ工業 トール 全 6 枚 拡大写真

ダイハツ工業は11月9日、コンパクトカーサイズのハイト2ボックス車『トール』を発売した。価格は146万3400~200万88000円。4月に全面改良したコンパクトカー『ブーン』と同様にトヨタ自動車にもOEM供給する。

ダイハツの三井正則社長は同日都内で開いた発表会で「軽の技術でコンパクトを変えていく、ダイハツのこの熱い思いが新型車トールという形で、またひとつ実を結んだ。ダイハツがこれまで軽自動車で培ってきたノウハウを余すことなく注ぎ込むことで、安全、快適、便利、楽しさ、うれしさといったお客様が求められる性能や機能をお求めやすい価格でご提供できる自信作が仕上がった」と紹介。

さらに「4月に発売した新型ブーンは、ダイハツが企画からデザイン、開発、生産に至るすべての工程を担当し、トヨタ『パッソ』としてOEM供給することで従来の共同開発から協業体制を進化させた。今回の新型車はその第2弾であり、トヨタのすべてチャネルを通じてより多くのお客様にお求め頂けることになる。これまでダイハツが手がけた車には接点がなかったお客様にもダイハツだからこそ実現した、この車の魅力をきっと感じて頂けると思う」と期待を寄せた。

トールはトヨタだけではなく富士重工業にもOEM供給することになっている。トヨタでは『ルーミー』の名称でトヨタ店およびカローラ店、『タンク』の名称でトヨペット店およびネッツ店で同じく11月9日に発売。富士重では『ジャスティ』の名称で11月21日から販売を開始する。

《小松哲也》

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