【トヨタ ルーミー/タンク】全チャンネルで販売「トヨタの販売力をフルに生かす」

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トヨタ自動車 ルーミー/タンク
トヨタ自動車 ルーミー/タンク 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車は11月9日、コンパクトカーサイズのハイト2ボックス車を子会社のダイハツ工業からOEM調達し、『ルーミー/タンク』のモデル名で発売した。価格は146万3400~200万8800円。それぞれ月3750台の販売を計画している。

トヨタ自動車で国内販売事業本部長を務める佐藤康彦常務役員は同日都内で開いた発表会で「品格と艶やかさを備えたくつろぎスモール、ルーミーをトヨタ店、カローラ店で、またダイナミックさとアグレッシブさを表現したこだわりスモール、タンクをトヨペット店、ネッツ店で扱うこととした。ルーミー/タンクには標準グレードに加えて、意匠の異なるカスタムグレードを用意し、豊富なラインアップの中から様々な志向、こだわりを持つお客様にお気に入りの1台を選んで頂けるものと考えている」と紹介した。

トヨタがダイハツ車をすべての販売店で取り扱うのは今回が初めて。全チャンネルで販売する背景について佐藤常務は「トヨタとしてはトール系の小さな車のマーケットは大変、規模的に大きくなっているという認識をもっており、大事な市場で、トヨタの販売力をフルに生かしたい。トヨタブランド全チャンネルで販売することにより、ダイハツとトヨタ、グループの総合力でコンパクト市場における新しいお客様の開拓にチャレンジしていく」と述べた。

その一方で「やはり150万台の販売をこれからもチャレンジしていこうということになると、この4つの色合いの違うチャンネルは大変な財産」とし、チャンネルごとの差別化は今後も図っていく方針を改めて示した。

《小松哲也》

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