検問突破したクルマが電柱に衝突、助手席の同乗者が死亡

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6日午前1時15分ごろ、茨城県ひたちなか市内の市道を走行中の乗用車が路外に逸脱。道路左側の電柱へ衝突する事故が起きた。この事故で同乗していた56歳の女性が死亡。クルマは直前に交通検問を突破しており、運転していた69歳の男を逮捕している。

茨城県警・ひたちなか署によると、現場はひたちなか市田彦付近で片側1車線の緩やかなカーブ。クルマは右カーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。道路左側の電柱に側面部から衝突した。

この事故でクルマは中破。助手席に同乗していた56歳の女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する69歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕している。

事故を起こしたクルマは約1km離れた場所で同署が行っていた交通検問を突破。そのまま逃走していた。待機していたパトカーが追いかけたところ、事故を起こしているクルマを発見したという。聴取に対して男は「事故はよく覚えていない」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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