GM中国販売5.7%増、キャデラックが倍増 10月

自動車 ビジネス 海外マーケット
キャデラック ATS-L
キャデラック ATS-L 全 5 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは11月4日、中国における10月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10月としては過去最高の34万5733台。前年同月比は5.7%増と、7か月連続で前年実績を上回った。

GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。

10月のブランド別実績では、ビュイックブランドが10万5071台を販売。前年同月比は3.4%増と、前年超えを維持した。新型『エクセルGT』が3万7000台と好調。ブランド最量販SUVの新型『エンビジョン』も28%増と2万2061台と、引き続き好調。『ヴェラーノ』は、1万7000台超え。

シボレーブランドは、5万2195台。前年同月比は2%増と、3か月連続で増加した。7月に発売された小型セダン、新型『クルーズ』が牽引。9月に投入された新型『キャバリエ』も、1万1000台以上を売り上げる。

キャデラックブランドは、1万2502台を販売。前年同月比のほぼ2倍と、7か月連続で前年実績を上回った。セダン系では、『XTS』と『ATS-L』が70%以上の伸び。4月に発売した『SRX』後継車の『XT5』は、4700台以上と良好な立ち上がりが続く。

2015年のGMの中国新車販売は、過去最高の361万2635台。前年比は5.2%増だった。2016年1~10月は、前年同期比8.6%増の306万4048台を売り上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る