ヤマハ発動機は11月9日、『YZF-R1』に採用するアルミ・チタン・マグネシウムなどの軽量化技術が、軽金属学会による第51回「小山田記念賞」を受賞したと発表した。
1951年発足の同学会は、アルミニウム、チタン、マグネシウムなど軽金属に関する学術・技術の進歩発展を図り工業発展に尽力することを目的とする国内唯一の団体。「小山田記念賞」は、これら軽金属の生産・製品の裏付けとなる優れた技術を対象とし、その技術を確立した研究の功績者に授与されるもの。
今回は、アルミ製燃料タンク、チタン製コンロッド、マグネシウム製ホイールなど、ヤマハ発動機の輸出モデル『YZF-R1』に採用の軽量化技術、量産技術と、その実績が認められたもの。
同社の小山田記念賞受賞は、鍛造ピストン(1998年)、急冷凝固粉末押出材シリンダライナ(2002年)、アルミフレーム(2005年)に続き、4度目の受賞となる。