アウディ世界販売1.2%増…欧米で A4 新型が好調 10月 

自動車 ビジネス 海外マーケット
アウディ A4セダン 新型
アウディ A4セダン 新型 全 5 枚 拡大写真

アウディのドイツ本社は11月11日、10月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、およそ15万0950台。前年同月比は1.2%増と、82か月連続で前年実績を上回った。

市場別では、欧州が回復傾向。10月は6万9800台を売り上げ、前年同月比は3.6%増と、17か月連続で前年実績を上回った。このうち、地元ドイツは0.5%増の2万3109台と、22か月連続の前年実績超え。

英国は10月、1万4337台を売り上げ、前年同月比は8.1%増と、3か月連続で増加。スペインは17.6%増の3977台と、34か月連続で前年実績を上回る。イタリアは5.5%増の4855台と、2か月連続で増加。フランスは6219台を販売し、前年同月比は11.5%増と、3か月連続で増加した。

また、中国(香港を含む)は4万7032台で、前年同月比は0.6%増と、10か月連続で増加。米国は1万7721台を販売。前年同月比は0.1%増と、70か月連続で前年実績を超えている。

車種別実績では、欧州では新型『A4』が好調。欧州全体で10月、およそ1万1500台を販売。前年同月比は8.4%増と伸びた。中国では、新型『A4L』を発売したばかり。米国では、新型A4が、33.4%の大幅増。カナダでは、『Q5』が1.8%増の6904台を売り上げた。

アウディの2015年世界新車販売は、過去最高だった2014年の記録を更新する180万3250台。前年比は3.6%増だった。2016年1‐10月は、前年同期比4.2%増の155万9750台。同社のディートマル・フォッゲンライター営業およびマーケティング担当取締役は、「厳しい2016年を、成長の1年で終えようとしている」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る