乗り物の中の「香り」---アルパインが脳波分析を活用したインフォテイメントを開発へ

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アルパインは、リトルソフトウェアの脳波分析を活用したインフォテイメントの開発で協業することで基本合意した。

協業の成果物として業界初となる「脳波分析」に基づいた眠気覚醒・疲労感を癒すなどドライバーの安全安心につながる「香り(アロマ)」を開発した。今後、アルパインの販売網を活用して開発したアロマを販売していく予定。

リトルソフトウェアは「人の感性を取得し利用することにより、より新しく、楽しく、便利な製品やサービスの実現」を目的に、生体センサーを活用したアプリケーションやシステム開発を行っているベンチャー企業。

リトルソフトウェアは2020年東京オリンピックを視野に入れ、脳波に裏付けられた「心地良い、香りある街づくり」をテーマに、東京都主催の「政策課題取組みプロジェクト」に参画しており、アルパインはこの実現に向け共同研究している。

アルパインが持つ車室内デザインのノウハウを活用し、クルマ、バス、電車といった乗り物の中でも選手や観客といった乗員乗客にそれぞれのシーンに対し「脳波分析」を活用した「香り」を提供する。

アルパインでは「脳波分析」を活用した製品開発は、安心安全なクルマ社会を促進する上で重要な要素と捉えている。リトルソフトウェアとは今回のアロマ開発後も、乗り物といった移動体における脳波分析を活用した製品開発を継続していく予定。

《レスポンス編集部》

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