パイオニア、車両通行実績データを提供…公共機関や企業向け、防災・減災をサポート

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災害時の「通行実績データ」活用イメージ
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パイオニアは11月16日、防災・減災に取り組む公共機関や各種団体・企業向けに、「通行実績データ」の提供を開始すると発表した。

パイオニアは、業界に先駆けてカーナビゲーションシステムの情報端末化に着手。2006年にプローブデータを活用した独自のネットワークシステム「スマートループ」を立ち上げ、カーナビ搭載車間で精度の高い渋滞情報を共有できる「スマートループ渋滞情報」などのサービスを提供している。

また、事故低減を目的に、車載機から収集した走行履歴データなどを分析し、ドライバーが急ブレーキを踏んだと思われる地点を「急減速多発地点データ」として蓄積。カロッツェリア「サイバーナビ」に収録しているほか、公共機関や企業向けにも提供している。

今回提供を開始する通行実績データは、実際に車両が通行したルートを判別できるもので、これまでに大きな災害発生時のみ警察庁やITSジャパンに提供していた。パイオニアでは、今後より多くの団体などに提供することで、刻々と状況が変化する災害時の道路状況において、通行可能なルートの迅速な把握をサポートする。

《纐纈敏也@DAYS》

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