三菱 アウトランダー 先代のリコール、米国に拡大…ワイパーに不具合

自動車 テクノロジー 安全
先代三菱アウトランダー(米国仕様)
先代三菱アウトランダー(米国仕様) 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車が11月上旬、国土交通省に届け出た先代『アウトランダー』のリコール(回収・無償修理)。このリコールが、米国市場にも拡大した。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。三菱自動車の米国法人から届け出を受けた先代アウトランダーに関するリコールの内容を開示している。

今回のリコールは、フロントワイパーの不具合が要因。フロントデッキ部の防水構造が不適切なため、フロントデッキガーニッシュとウインドシールドガラスの間から伝った水がワイパーモーターとワイパーリンクのジョイント部に浸入する可能性がある。

その場合、ジョイント部内部が異常摩耗を起こすことがある。最悪の場合、ワイパーモーターとワイパーリンクのジョイント部が外れ、ワイパーが作動しなくなるおそれがあるというもの。

米国では、2007‐2013年モデルの10万0082台が、リコールに該当。販売店で点検を行い、ジョイント部の異常摩耗が認められないものは、ワイパーリンクのジョイント部のゴムカバーを対策品と交換。ジョイント部の異常摩耗が認められたものは、ワイパーリンクを対策品と交換する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る