トヨタ自動車が、主に北米市場で販売している大型ミニバン、『シエナ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは11月22日、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。2011‐2016年モデルのシエナに関するリコールの内容を公表している。
今回のリコールは、スライドドアの不具合によるもの。米国トヨタ販売によると、シエナの電動スライドドアのモーター回路に負荷がかかり、ヒューズが切れる可能性がある。その結果、走行中にスライドドアが開くおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2011‐2016年モデルのシエナ。米国で販売されたおよそ74万4000台の車両が、リコールに該当する。
米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、リコール作業を実施する予定。