【ロサンゼルスモーターショー16】VW ゴルフ EV に2017年型…航続距離5割拡大

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フォルクスワーゲン e-ゴルフ(ロサンゼルスモーターショー16)
フォルクスワーゲン e-ゴルフ(ロサンゼルスモーターショー16) 全 8 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月17日、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー16において、『e-ゴルフ』の2017年モデルを初公開した。

e-ゴルフは『ゴルフ』をベースにした市販EV。2014年11月、米国の一部州で発売された。e-ゴルフのEVパワートレインは、モーターが最大出力115ps、最大トルク27.5kgmを発生する。二次電池は、蓄電容量24.2kWhのリチウムイオンバッテリー。動力性能は、0-100km/h加速10.4秒。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を30分で充電できる。

今回、このe-ゴルフが米国発売から2年を経て、ロサンゼルスモーターショー16では、初の大幅改良を受けた2017年モデルを初公開。EVパワートレインのアップデートがハイライトとなる。

モーターは、最大出力134hp、最大トルク29.6kgmに強化。最大出力は19hp、最大トルクは2.1kgm引き上げられた。動力性能は、0‐96km/h加速9.6秒、最高速150km/h(リミッター作動)。フォルクスワーゲンによると、0‐96km/h加速は1秒以上、短縮しているという。

二次電池のリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量を24.2kWhから35.8kWhへ大容量化。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を1時間以内で充電できる。また1回の充電で、最大200km(米国計測モード)を走行可能。フォルクスワーゲンは、「従来比で、最大航続可能距離を50%拡大させた」とコメントしている。

《森脇稔》

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