【ロサンゼルスモーターショー16】日産 セントラ にNISMO…匠チューンの足回り

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日産 セントラ NISMO
日産 セントラ NISMO 全 8 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産が11月16日(日本時間11月17日)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー16で初公開した『セントラNISMO』。NISMOならではの「匠チューン」が、随所に施されている。

チューニングで、最も力が注がれたのは、足回り。ストラット式独立フロントサスペンションとトーションビーム式リアサスペンションには、モノチューブリアダンパーと専用チューニングを施したフロントスプリング&ストラットを採用。軽量型モノチューブ式ショックアブソーバーは、オイルとガスを切り離したチャンバーや高圧ガスチャージにより、ダンパーのストローク量や速度変化に対して、素早い反応を実現する。

また、ダンパーレスポンスを向上させることで、ステアリングやロードコンディションの変化に、より素早く対応。スプリングやストラットにNISMO専用チューニングを実施。ボディコントロールを向上し、難しいコーナリングをスムーズに行うことを可能にした。

さらに、ファクトリーチューンによるボディ補強を施すことで車体構造を強化。カウルの厚みを増し、フロアやリアパーセルシェルフを補強することで、ボディ構造の剛性を高めた。これにより、ステアリング操作に対する応答性が向上し、新型エンジンやNISMO専用チューニングを施したサスペンションに、最適なプラットフォームを追求している。

北米日産は、「NISMO基準として設定された、ハンドリングレスポンス、グリップ、ステアリングフィール、ボディコントロール、ライドハンドリングバランスの5つの重要要素を満たす」と、セントラNISMOの完成度に自信を見せている。

《森脇稔》

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