【F1】新チャンピオンのニコ・ロズベルグがF1引退を発表…業界に衝撃が走る

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ニコ・ロズベルグ
ニコ・ロズベルグ 全 9 枚 拡大写真

2016年のF1ワールドチャンピオンに輝いたニコ・ロズベルグが2日、今季限りでのF1引退を発表。チャンピオン獲得直後ということもあり、業界では衝撃が走っている。

今シーズン、チームメイトのルイス・ハミルトンと激しいタイトル争いを繰り広げ、最終戦アブダビGPでは彼からのプレッシャーにも耐えて2位表彰台を獲得し、参戦11年目にして悲願の初タイトルを獲得したばかりだった。

当初は来年以降もメルセデスからの参戦が決まっていたのだが、年間表彰式に出席したロズベルグは「レースを始めて25年。F1のワールドチャンピオンになるという、たった一つの夢は叶ったよ」と語り、今季限りでF1のシートを降りることを発表。これには世界中の関係者、メディアも事前情報を掴んでいなかった模様だったことと、チャンピオン決定直後ということで、Twitter、Facebookなどでは関係者の驚きの反応が続いている。

ロズベルグは、2006年にウィリアムズからF1デビュー。1982年にチャンピオンを獲得したケケ・ロズベルグの息子で、当初は「F1 2世ドライバー」として注目を浴びていた。2010年にメルセデスへ移籍すると、着実にトップへ近づき2012年の中国GPで待望の初優勝を獲得。2014年からはハミルトンとともに3年続けてチャンピオン争いを繰り広げた。

すでに参戦11年目とベテランの域には達しているが、31歳と比較的若いだけに、さらなる活躍が期待されていたとこでの、突然の引退発表だった。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る