【GARMIN vivomove インプレ中編】2つのバーで健康増進、詳細はスマホで確認できる

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パッケージには本体、ナイロンバンド、コネクトピンが収納されていて自らの手で組み立てる
パッケージには本体、ナイロンバンド、コネクトピンが収納されていて自らの手で組み立てる 全 14 枚 拡大写真

見た目はアナログ式の腕時計に見えるが実は活動量がチェックできるという、これまでにないライフログ機器、「vivomove(ヴィヴォムーブ)」がガーミン社から発売された。機械式時計のように見えるが、活動量計がビルドイン。だれにも気づかれずに日々の運動量が測定でき、健康的なアクティブライフをサポートしてくれる。

今回使用したのはミリタリー、秒針についた飛行機のオブジェもカッコいい

新しいvivomoveのコレクションは4つの独特なデザインがラインナップされた。高級感のあるナイロンベルトのGreek(グリーク)、Pop(ポップ)、Military(ミリタリー)。そしてプレミアムレザーベルトのCosmopolitan(コスモポリタン)から選べる。どれもが独特の優雅さと象徴的なスタイルを持っているので楽しい。

今回のインプレ企画に採用したMilitaryは、暗闇でも光を放って時刻を表示するスーパールミノバを採用。その個性的なスタイルをさらに際立たせている。ミリタリーカラーの象徴でもあるモスグリーンにホワイトのラインが走るベルトを採用し、秒針に付けられた飛行機のオブジェとともに航空時計のイメージをかもし出している。

レザーバンドを使用しているCosmopolitan(コスモポリタン)以外は化学繊維のナイロン製バンドで、耐久性と強度に優れて水にも強い。標準付属されているバンドがかなり長めなので、腕の細い人はもてあまし気味になるのだが、気になる場合はハサミでカットすることもできる。切り口の繊維がほつれないようにライターの火などで慎重にあぶっておくといい。別売のアクセサリーとして樹脂製バンドやレザーバンドも用意されている。

普通の腕時計のようだが、左右のバーが特徴

外見としては時刻を知るだけの腕時計にしか見えないvivomove。内蔵されたライフログ機能は万歩計、ムーブバー、睡眠時間のモニタリングだけである。実用最低限のデータであり、シンプルなぶん操作も簡単で表示も見やすい。一方で、vivomoveに搭載されていないライフログのベーシック機能としては上昇階数、運動強度といった程度。心拍計はもちろんない。日にちと曜日の表示、週間運動量、消費カロリー、1日の移動距離、睡眠時間のモニタリングも表示そのものはされないのだが、データ収集はしているのでガーミン社が提供するクラウドサイト「connect.garmin.com」やスマートフォンアプリ「Garmin Connect Mobile(Android/iOS)」で確認できる。

文字盤には時間表示としての長短針と秒針があるほか、左右に2つのバーがある。
左のバーは1日を通してカウントしたステップ数を、目標ステップ数に対してパーセンテージで表示するステップバーだ。目盛りがフルになったらその日の目標クリア。この目標ステップ数は達成するごとに自動的にレベルを高めていく。クラウドサイトやスマホアプリで任意に設定することもできる。

右のバーは一定時間カラダを動かしていないときに運動を促す役割をするムーブバーだ。赤色をしていて、ガーミン社のライフログバンドに標準装備される機能だが、それをちょっとアナログ化した表示にしているのが特徴。ムーブバーは数分間ウォーキングをすることで赤い色のバーが消滅する。仕事に疲れたら、ちょっとリラックスするために散歩に出かけようというお知らせと思えばいい。

気兼ねなく使い、詳細はスマホかパソコンで

本体の右側には一般的な腕時計と同様にリューズ(クラウン)がある。1つ引っ張れば針を動かして時刻合わせができる。リューズを1つ押せば活動量をスマホに送信することができる。この機能を駆使するにはまずスマホに前述の無料アプリをダウンロードし、アカウント取得とペアリング設定を済ませておく必要がある。スマホで同期が完了したら、パソコンを使ったクラウドサイトでも走行記録の閲覧が可能になる。(詳細はインプレ後編で)

いずれにしても、時刻と活動量の概要が分かれば十分という人はvivomoveで十分だ。vivomoveの使い勝手としては、どんなスポーツをするかはお構いなしに気兼ねなく身体を動かして、終わったあとにスマホかパソコンでデータの詳細を確認する。そんな使い方をして、知らないうちに健康的なライフスタイルを手に入れることができるガジェットだ。

《山口和幸》

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