500台目の ラ・フェラーリ、700万ドルで落札

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1台が追加生産された ラ・フェラーリ
1台が追加生産された ラ・フェラーリ 全 1 枚 拡大写真

イタリアの高級スポーツカー、フェラーリは12月4日、米国フロリダ州で開催されたオークションにおいて、追加生産した1台の『ラ・フェラーリ』が、700万ドル(約7億9600万円)で落札されたと発表した。

このラ・フェラーリは、8月にイタリア中部で起きた大地震の被災者を支援するために、フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長兼CEOの意向で1台だけ追加生産されたもの。

2013年に発表されたラ・フェラーリは、世界限定499台が生産され、すべて完売。そのため、この500台目のラ・フェラーリには、その希少性からコレクターの注目を集めていた。

12月3日、米国フロリダ州でRMサザビーズが開催したオークションに、このラ・フェラーリが出品。価格はみるみる上昇し、700万ドル(約7億9600万円)で落札された。2013年の発表当時のラ・フェラーリの新車価格は、130万ユーロ(約1億5500万円)だから、およそ5倍の値が付いたことになる。

ラ・フェラーリの6262cc V型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力800psを発生。これにフェラーリのハイブリッドシステム、「HY-KERS」から、モーターの最大出力163psが加わり、システム全体で963psのパワーを引き出す。0‐100km/h加速は3秒以下、最高速は350km/hオーバーと世界屈指の性能を持つ。

《森脇稔》

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