【広州モーターショー16】ボルボ S90 新型、中国仕様が改良…安全性を向上

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ボルボ S90 新型
ボルボ S90 新型 全 8 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは11月下旬、中国で開幕した広州モーターショー16において、新型『S90』の中国仕様の改良モデルを初公開した。

新型S90は2016年1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー16でワールドプレミア。ボルボカーズのラインナップに、S90の名前が復活したのは、1998年以来、およそ18年ぶり。

新型S90は、ボルボカーズの新たなフラッグシップサルーンとして登場。新型には、クリーンかつパワフルな「T8ツインエンジン」プラグインハイブリッド(PHV)パワートレインをはじめ、大型セダンセグメントにおいて、最も高級感にあふれるインテリアやコネクテッドインフォテインメントシステムを用意した。

今回、広州モーターショー16では、新型S90の中国仕様が、小規模な改良を受けた。その内容は、安全性能とコネクティビティの向上がメインとなる。

中国仕様に今回、「シティ・セーフティ」に大型動物の検知機能を標準装備。昼夜を問わず、オオジカや馬、ヘラジカのような大型動物を検知できるシステム。この技術は衝突を回避するために、直感的な警告を発し、ブレーキを補助する。さらに、先進のセミ自動運転機能、「パイロット・アシスト」も標準装備。このシステムは、高速道路でおよそ130km/hを上限に、ステアリングの操舵を自動で行い、走行中の車線を維持。他車に追従走行する必要はない。

また、アップルの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」とも連携。車載の大型センターディスプレイが、スマートフォン同様の使い勝手を実現している。

《森脇稔》

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