疾病運転防止法が成立---医学的知見に基づく措置を義務付け

自動車 社会 政治
疾病運転防止法が成立---医学的知見に基づく措置を義務付け
疾病運転防止法が成立---医学的知見に基づく措置を義務付け 全 1 枚 拡大写真

事業用自動車の疾病運転防止に向けた道路運送法及び貨物自動車運送事業法改正案が、12月9日の参院本会議で可決され、成立した。

改正法では、バス、タクシー、トラックの各運送事業者に対し、運転者が疾病により安全な運転ができないおそれがある状態で事業用自動車を運転することを防止するために、必要な医学的知見に基づく措置を取ることを義務付けている。

事業用自動車の健康起因事故防止に向け国土交通省では、点呼による健康状態の確認、定期健康診断の受診などを義務付けているが、今後は、事業者の自主的なスクリーニング検査の導入拡大に取り組んでいく。

8日の参院国土交通委員会で答弁した石井啓一国交相は「脳ドック、心臓ドックなどのスクリーニング検査について、医学的知見を踏まえた調査研究を実施し、事業者として取るべき対応を含んだガイドラインを作成していく」と述べた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る