【トヨタWRC】トヨタは負け嫌い、必勝を期す…豊田社長

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トヨタWRCチームを率いる豊田章男総代表(向かって右)
トヨタWRCチームを率いる豊田章男総代表(向かって右) 全 1 枚 拡大写真

12月13日、2017年のFIA世界ラリー選手権(WRC)の参戦体制を発表したトヨタ GAZOO Racing。チームを率いる豊田章男総代表の目標は、「勝つこと」にある。

WRC開幕戦の「ラリーモンテカルロ」を1か月先に控えた今回、豊田章男チーム総代表は、コメントを発表。「あらゆる道を走る競技であるラリーは、人とクルマを鍛え上げるためには最適な舞台。WRCの道に挑戦するクルマを、世界に披露できることを大変嬉しく思う」と述べた。

トヨタにとって、2017年のWRCの舞台への復帰は、18年ぶり。豊田チーム総代表が、WRC参戦を決断する大きなきっかけとなったのが2014年7月、フィンランドでWRCを観戦した際の出来事。豊田チーム総代表は、多くのファンから、「トヨタは、いつラリーに戻るんだ?」という質問を受けたという。その半年後、豊田チーム総代表はWRCへの復帰を決めた。「かつて、トヨタがWRCに参戦していたことが、10数年の時を経ても多くの人々の記憶に残っていることは、大変な驚きと喜び」と、振り返る。

1999年をもって、WRCから撤退した王者、トヨタ。しかしその後、三菱やスバル、フォルクスワーゲンなどの自動車メーカーが、WRCを盛り上げてきた。「トヨタはWRCの舞台から長い間、離れていた。しかし、競技主催者、参加者、自動車メーカー、そしてファンの皆さんが、この競技を守り、盛り上げ続けてくれたからこそ、トヨタはこの舞台に戻ることができた」と、豊田チーム総代表は感謝の思いを語る。

もちろん、WRCに復帰するからには、豊田章男チーム総代表が目指すのは、勝つこと。「ルマン24時間耐久レースの後にも言いましたが、トヨタGAZOO Racingは負け嫌い。WRCでも負けたくはない」と、必勝を期して臨む構えを見せている。

《森脇稔》

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